シイノトモシビタケの記事

(2016:06:23 22:51:22, NIKON D810, F8.0, 477, ISO:3200, 20mm, AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, ☆, 撮影地, 潮位, 月齢:18.0, 中潮)
・・・・・甘かったです。
考えてみれば当然のことですが、日没時刻に近づくにつれカメラを持った人がわんさかとやって来ました。
シイノトモシビタケが発生しているのは小さなシマサルスベリの1本だけ。ここに10人以上が群がったら、
「今シャッター切ってる人います?(ピント合わせのために)ライトつけていいですか?」みたいなやり取りがずっと繰り広げられ、人が動いたときや構図変えるときなどにカメラを揺らされ三脚ブレが起き、撮影画像チェックの光が写真に被りなどなど、最悪な雰囲気下での撮影になるのは想像に難くありません(実際はどうか知りません)。
ということで日没直前に三脚を撤去して退避。人が掃けるのを待つことに・・・結局ここに着いてから6時間待機。22時半になってようやくシャッターを切れました。
ネット上にはピンポイントで「ここにシイノトモシビタケがある!」という情報がありません。場所をみんな隠すのは盗掘による荒らし対策かと考えていたのですが、実際に来てみてこの撮影しにくさがその根底にあるのかな、とちょっと納得。
ちなみに車道(再度山ドライブウェイ)は23時閉鎖なので車で来るなら撮影はどうしても22時ぐらいまでになります。

(2016:06:23 23:51:14, NIKON D810, F16.0, 237, ISO:3200, 60mm, Micro Nikkor 60mm f/2.8, ☆, 撮影地, 潮位, 月齢:18.0, 中潮)
シイノトモシビタケは10年以上前から私の撮りたい生き物リストに入っていたキノコです。
梅雨時に和歌山かどこかへ遠征しないと無理かなぁということで一度もチャレンジすることなく保留中でした。それが2日前のニュースで六甲山中にあることを知り、昨日雨の中場所を見つけ、今晩撮影という電光石火な撮影達成でした。

(2017:07:02 21:41:46, SONY α7R II, F10.0, 303, ISO:1600, 60mm, Nikon AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G, ☆, 撮影地, 潮位, 月齢:8.0, 小潮)
α7RIIでのバルブ撮影は初めて。
純正のスマートリモコンアプリ+Android用スマホの純正ソフトを使い、カメラとスマホをWifi接続してのバルブ撮影です。画像確認などが面倒だったもののスムーズに撮れました。
ただ帰ってから画像をチェックしたら、現地で画像確認したときよりも暗めでした。夜間撮影のときは少し明るめに撮っておいた方がいいのかな。
トラブルが起きる不安があったのでD810も用意していましたがそちらは出番なし。
ちなみにα7RIIでのピント合わせは懐中電灯いらずでした。これにはビックリ。
暗中でもシイノトモシビタケの明るさがあればファインダーでピント確認ができ、MFで合わせることができます。
これはD810の光学ファインダーやライブビューでは不可能。去年は毎回懐中電灯を光らせてピント合わせを行っていました・・・

(2017:07:02 21:56:22, SONY α7R II, F10.0, 257, 0, ISO:1600, 60 mm, Nikon AF-S Micro Nikkor 60mm f/2.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:8.0, 小潮)
今年は去年よりもシイノトモシビタケがいっぱい生えていました。
21時すぎに人がいなくなったので撮影開始したのですが、早々に置いていたカバンやカメラをみて「誰かが忘れたのかと思った」なんていう爺さんが来たり、カップルが撮影に来たりと再び人が。それでも撮れてはいたのですが、さらに三脚を2つ持った人まで登場。これはもうムリ!ということで撮影中断して再び人がいなくなるのを待つことに・・・

(2017:07:06 00:58:58, SONY α7R II, F1.8, 30, ISO:12800, 20mm, Nikon AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, ☆, 撮影地, 潮位, 月齢:12.0, 中潮)
今晩は21時ジャストにシイノトモシビタケスポットに到着でした。その前には車が4台ぐらい停まっていたかな?路上に人が溢れていました。
今回も洞川湖で人がいなくなるのをまっていましたが遠くからずっと話声が聞こえている状態でした。0時半になりようやく最後の車が消えてようやく撮影開始。