201010岡山の記事
用水路にザリガニが無数に?!そんなニュースに釣られて岡山へ。

(2010:10:13 14:22:45, NIKON D300, F11.0, 1/500, 0, ISO:200, 16 mm(換算24 mm), 16.0-85 mm f/3.5-5.6, 撮影地, 潮位, 月齢:5.3, 中潮)
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201010岡山
町屋百軒 旧河本町
河本の古い町並み
旧河本町は、江戸時代に始まった高瀬舟の寄港地として栄え、街道沿いには商店がぎっしりと連ねていることから町屋百軒とうたわれていました。
現在でも下屋造りや雁木、白壁に格子窓の町家が並び、当時の面影を残しています。
常夜燈
常夜燈は高瀬舟の運行のために吉井川両岸の要所要所に作られました。
旧河本町の常夜燈は、吉井川の堤防の改修により、吉井川から直接見ることはできなくなりましたが、現在は旧河本町が高瀬舟の寄港地であったことを今に伝える地域の重要な財産となっています。
天保七年正月吉日 富所講中
高瀬舟
高瀬舟は、美作と瀬戸内海をつなぐ吉井川の水運として江戸時代から明治頃まで盛んに利用されていました。
しかし、鉄道や車等による陸運の発達により昭和初期に消滅しました。
河本修省社
修省社は明治16年(1883年)、当時の繁栄ぶりを反映し、その当時では珍しい2階建洋館風建築物として地元有志によって建造されました。「修省社」とは、もともと15~35歳までの青少年が交流や研修を目的として集う団体名で、消防団も兼ねていました。現在では、老朽化のために平成元年に建替えられ町内の集会所として利用されています。
乗合自動車
西大寺~岡山間の乗合自動車(現在の路線バス)は、旧河本街の旭東自動車が大正8年1月に開業したことにより始まりました。(県下乗合自動車2号)
当時の運賃は、片道50銭で雨天時は2割増し、●陽の日は2倍でした。