大山崎町の記事

(2013:04:15 09:28:53, NIKON D800, F8.0, 1/320, 0, ISO:100, 70 mm, AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:4.7, 中潮)
狐渡し跡(江戸時代~明治初期)
この付近は江戸時代に賑わいをみせた狐渡し跡である。淀川の水運は古代から京阪神間の重要なパイプ役をはたしてきた。江戸時代になってもそれは変わることなく、西国街道とともに人々の往来で賑わった。特に淀川水運は物資の運搬に大きな役割をはたし、20石舟・30石舟が毎日上り下りした。
大山崎の浜には江戸時代20石舟が発着、人々や荷物を運搬した。その頃浜(泥川浜)は回船問屋が軒を並べ狐渡しと共に京都、大阪、淀、八幡への物資運送屋人の往来で賑わっていた。泥川浜の回船問屋は当時かなり手広い営業をしていたようで円明寺になる小倉神社にも石灯籠を寄進し、舟の航行安全を祈っている。
この狐渡しと泥川浜の回船問屋も明治時代に入って東海道線が開通して営業を始めるとじょっじょに利用者が減り、明治中期頃を境として完全に陸上交通に役割をとって変られ、ついにその姿を消してしまった。
昭和62年3月
大山崎町教育委員会

(2013:04:15 09:29:32, NIKON D800, F8.0, 1/320, 0, ISO:100, 24 mm, AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:4.7, 中潮)
ヒメボタルが自然発生できるよう、わたしたちの手で水辺環境を守りましょう。
森のホタル・ヒメボタル生息地
ヒメボタルの特徴
体長6~8mmの小さなホタルです。
本州~九州に分布しています。
幼虫は陸生貝類等を食べます。
成虫のメスは後翅が退化して飛べません。
発光はフラッシュのように光ります。
ヒメボタルの見られる時期
成虫の発生期は5月中旬から6月初旬です。
成虫の発生ピークは5月下旬頃です(年によって変わる)。
発光は22時頃から。最も多く光るのは深夜1時前後です。
桂川河畔のヒメボタルの重要性と保護
ヒメボタルのメスは飛ぶことができないため、環境の変化に特に弱い生き物です。
大山崎町桂川河畔林のヒメボタル生息数は、近畿県内最大級です。
ヒメボタルとその生息地を地域の宝として子供たちの世代に伝えていかなければなりません。
ヒメボタルが棲む桂川河畔林は多様な生物が生息しています。ヒメボタルを守ることで多様な生物も守れます。
観察される方へのお願い
ヒメボタル観察は竹林の外周でおこなってください。発生地の竹林は民有地ですので立ち入らないようにしてください。
マムシやムカデには十分ご注意ください。
大山崎町
協力:乙訓の自然を守る会

(2015:11:21 14:18:33, NIKON D810, F8.0, 1/125, -1, ISO:320, 20 mm, AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:9.4, 長潮)
テーブルなどのある休憩所。屋根はなし。

(2015:11:21 14:18:38, NIKON D810, F8.0, 1/125, 0, ISO:320, 20 mm, AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:9.4, 長潮)
天王山観光案内図
天王山の位置と歴史
古来、大山崎は軍事、交通上の要衝として歴史上重要な役割を果たしてきました。その要の位置をしめている山が標高270.4メートルの天王山です。天王山は摂津国と山城国の境をなし、また西国と東国を結ぶ重要なポイントであり、山と川との間はもっとも狭い部分で200メートルたらずしかなくここを通らずして西へも東へも行けないという位置にあります。
古代、この山には名はなく、中世になって山崎山、そして山頂近くに酒解神社が建立されて牛頭天王を祭ったためそれから天王山の名が生まれました。しかしこの名が知られるようになるのは室町時代の応仁・文明の乱のときからで、地域的な重要性から天王山に城が築かれ、たびたび合戦が行われました。やがて最も知られている天下分け目の天王山「山崎合戦」が天正10年(1582年)6月13日、夕刻4時ごろ山頂、山麓で明智軍、羽柴軍との間で繰り広げられました。やがて勝利をおさめた羽柴秀吉は天下統一を目指すため天王山山頂に天守閣をそなえた城を築城し大山崎を城下町としたのです。
このような歴史をもつ天王山には今日多くの神社仏閣、史跡等が残され、おとずれる者に歴史の重みを感じさせてくれます。中世の繁栄を今に受け継ぐ離宮八幡宮や宝積寺には数々の文化財があり近世の幕開けとともに建てられた妙喜庵内茶室「待庵」(国宝)は利休が建立した唯一の現存茶室として有名です。その他にも古代から近世に至る様々な歴史を秘めた天王山の探訪を心ゆくまで楽しんでください。
左のイラスト図は天王山山麓に所在する文化財の案内道です。

(2015:11:21 14:19:00, NIKON D810, F8.0, 1/125, 0, ISO:500, 20 mm, AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:9.4, 長潮)
テーブルには地図、そばの柱には気温計もありました。
柳谷方面
小椋神社駐車場方面
天王山山頂

(2015:11:21 14:19:55, NIKON D810, F8.0, 1/125, -1, ISO:1400, 20 mm, AF-S Nikkor 20mm f/1.8G, 撮影地, 潮位, 月齢:9.4, 長潮)
すぐに分岐。メジャーなのはまっすぐ天王山方面ですが、にわか三角点ハンターとしては十方山を逃せないので右へ。
十方山、水無瀬の焚き
小倉神社駐車場
天王山山頂

(2018:10:02 08:49:56, SONY α7R II, F9.0, 1/125, ISO:200, 24mm, 24-70mm F2.8(SEL2470GM), 撮影地, 潮位, 月齢:22.4, 小潮, 23.2℃, 996.2hPa, 55%)
山崎聖天への分岐。まっすぐ十七烈士の墓方面へと行きます。
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観音寺(山崎聖天) 0.5km
JR山崎駅 1.2km
阪急大山崎駅 1.5km
宝積寺(宝寺) 0.5km
JR山崎駅 1.1km
阪急大山崎駅 1.4km
十七烈士の墓 0.2km
酒解神社 0.4km