暗越奈良街道(国道308号)は河内平野…

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(2018:03:12 10:00:44, SONY α7R II, F9.0, 1/125, ISO:1000, 25mm, FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM), 撮影地, 潮位)

暗越奈良街道(国道308号)は河内平野を横切り、生駒山の暗峠(標高452メートル)を越えて難波と大和を最短距離で結ぶ古道です。
日下の直越えの道とともに古代から利用され近世には伊勢参りで賑わい峠道には宿屋や茶店もありました。井原西鶴の「世間胸算用」にも登場します。
近鉄奈良線の開通(大正3年)などで様変わりし、今はハイキングコースとして親しまれています。

枚岡の地は、生駒山西麓の扇状地にあって縄文時代から集落が営まれ周辺には鬼塚遺跡など多くの遺跡があり、中臣氏の祖神が降臨したという伝承の地です。
枚岡公園は額田山と枚岡山にまたがる森林公園で府営公園になったのは昭和13年です。
また、ここは金剛・生駒国定公園の一角で”元春日”と呼ばれる河内一の宮の枚岡神社を中心に梅林や桜広場などがあります。

遺新羅人の歌
さればひぐらし来鳴く伊故麻山越えてぞあが来る妹が目を欲り岩一首、秦間満のなり
万葉集巻15-3589

菊の香にくらがり登る節句0かな
松尾芭蕉

生駒の山越えで詠まれた歌は万葉の時代からあり、先の歌は新羅に向かう宮人が詠みました。
また、俳聖芭蕉は、江戸時代の元禄7年9月9日に暗峠越えで奈良から大阪へ旅して、この句を詠み約一か月後の10月12日、難波の地でその生涯を終えました。





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